秩父市立病院

当院は、秩父市が経営している自治体病院で、秩父市のみならず、近隣の自治体を含めた秩父地域の中核病院として、住民に、安全で、経済性に優れた医療を提供していかなくてはならない使命を担っております。近年、他の自治体病院と同様、当院も、大変、厳しい経営状況にあります。そのため、病院事業の収益改善を図るため、経営改革に取組んでいるところであり、いわゆる『一物多価（いちぶつたか）』と言われている診療材料や試薬等について、院内において、事務職員だけでなく、医師、看護師やコメディカルを含めた病院全体、職員が一体となって経営改善の一環として取組み、診療材料費の縮減を図りました。 　この経営改善は、診療材料等の市場価格に精通し、公立病院で実績があり、当院の経営状況をよく理解され、医師を含めた院内関係者とも良好な関係を構築できる、診療材料等の縮減に取組むコンサルタント会社として、株式会社てぃだ様に助言をいただきながら進めました。
その結果、事務職員だけでなく、院内の職員（医師・看護師、臨床工学技師、検査技師、放射線科技師）が、一体となり、現行製品の評価・費用対効果を検討し、製造メーカー及びディーラーへ交渉に臨み、購入単価を決定し契約を締結することができました。
今後も、院内で使用する製品について、院内の職員が一体となり、安全性・機能性・経済性を検証し、経営改善を図っていく所存です。